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Q&A
A. 転居などのやむを得ない理由で当医院への通院が難しくなった場合は、転居先でも継続して治療を受けられる矯正専門医院をご紹介いたします。なお、未治療分の治療費は当医院の規定に従ってご返金します。
● 丸就職・進学・転勤や引っ越しにより止むを得ず現在の医療機関に通院できなくなる場合は、そのことがわかった時点ですぐにご相談ください。治療費の精算とともにこれまでの診療内容・治療費等を記載した紹介状を作成させて頂きます。
● ご希望があれば転移先でも継続して治療が受けられる矯正専門医院をご紹介させていただきます。(医療機関を選ばれるのは、自己責任であることも十分ご理解ください。)
● 矯正歯科治療は一つの医療機関で完結することが理想です。それは治療方針・治療費が医療機関によって異なるため、転医することで新たに治療方針が変更する場合やさらなる治療費がかかる場合もあるからです。また治療期間も長引く可能性があります。
※ 治療費精算額は、治療のステップや既に経過した治療期間、今後の内容などを考慮し決定されます。非抜歯治療や他のテクニックに関しても治療終了に至るまでのおおよその治療内容の到達度を考慮し、精算額を決定させていただきます。
A. 以下の①〜⑤の内容を記した紹介状を主治医に作成してももらってください。資料と紹介状を持って、当院に今後の治療をご相談ください。
① 治療当初の資料
・頭部X線規格写真(セファログラム)、パノラマX線写真等のレントゲン画像
・顔面写真・口腔内写真
・上下歯列の石膏模型
② 治療当初の診断内容、治療費の契約内容
③ 実際の治療内容
・どのような治療が行われたか、また用いられた歯科矯正装置
④ 実際に支払われた治療費
転医に際して精算された治療費(精算された治療費は参考であり、その費用で治療を行うという意味ではありません。)
【転医に関する注意事項】
現在の医療機関への不満を理由に、早々に転医する事は必ずしも得策とは言えません。
矯正歯科治療は一つの医療機関で完結することが理想です。それは治療方針・治療費が医療機関によって異なるため、転医することで新たに治療方針が変更する場合やさらなる治療費がかかる場合もあるからです。また治療期間も長引きます。可能な限り一つのクリニックでの治療を継続することをお勧めしますす。
転居などで、やむを得ず転医する場合、両医療機関において別々に検査料・診断料が発生する場合があります。現在受診されているクリニックとは治療方針が異なる場合や価格設定が異なるため、精算された額以上に治療費がかかる可能性もあります。
現在受診されているクリニックと当院が契約または、金銭的なやり取りを行うことはありませんので、治療に関する内容や金銭的なことに関しては新たに当院にてご契約していただくこととなります。
転院の患者様の治療の場合はトータルフィーシステムではなく、新たな転院時に必要な治療費と、別途来院時治療費 が必要となります。
A. はい、もちろんできます。咬み合わせや歯並びに不安がある場合、お気軽に相談することをおすすめします。相談のために矯正歯科を訪ねる場合は、あらかじめ電話やメールで予約をお願いいたします。そして、日頃気になっている点や治療した場合のおおよその期間や費用、治療の方法など、聞きたい内容をまとめていただくとよりスムーズです。初診相談に要する時間は30〜60分程度で、料金は無料です。
この段階で患者さんの治療に対する意思が固まったら、精密検査の予約をとっていただきます。後日、矯正医がパノラマやセファロなど歯や頭のレントゲン撮影、歯型の採取、口元や顔の写真撮影、その他の検査などをおこないます。もちろん、相談や検査をしたからといって、必ずしもその場で矯正治療を受けるかどうか決めなければならないわけではありません。治療方針について疑問や質問がある場合は、納得がいくまで説明させていただきます。それでも疑問や不安が解消されない場合は、セカンドオピニオンとして他の矯正歯科を受診していただくことも可能です。初診カウンセリングは、基本的に「患者さん主体のカウンセリング」です。遠慮なく、不安や疑問、悩みを解消することを最優先にしてください。
A. お子さんを励まし、モチベーションを保つことです。
しっかり咬める歯並びにすることの大切さを説明してあげることが大切だと思います。
矯正治療中は、毎日の矯正装置の使用、毎日の丁寧な歯磨き、定期的な矯正歯科への通院など、患者さん側に努力と忍耐が必要なことがたくさんあります。そのため、お子さまが自発的に治療を開始する意志を持っていることが大切です。しかし、いざ治療が始まると、慣れない矯正装置による不快感から、お子さまのやる気が失われてしまうことがあります。そんなときは、よく噛んで食べられることの幸せや、笑顔で人と接することの素晴らしさを伝え、矯正治療はそのための第一歩であることを伝えて、お子さんを励ましてあげましょう。
家族全員で歯科治療に参加する
家族が食後の歯磨きを忘れないようにサポートすることも大切です。特に固定式の矯正装置をつけている場合は、24時間装置が口の中にあるため、食後の歯磨きを丁寧に行わないと、むし歯や歯肉炎になりやすいのです。また、治療中にむし歯ができた場合、装置を外してむし歯の治療を優先させる必要がある場合もあります。そうならないためにも、例えば、食後に親子で一緒に歯磨きをする習慣をつけるとよいでしょう。
矯正治療は一般歯科と異なり、自分で矯正装置をつけたり外したりすることがあります。特に、「1日●時間装着してください」と言われた場合は、その指示に忠実に従わなければ、治療の効果は期待できません。治療はお子さんだけに任せず、時々励ましたり、注意したりしながら、お子さんのやる気をサポートしてあげてください。
A. マウスピース矯正、アライナー矯正(以下、マウスピース矯正装置)とも呼ばれ、患者さんが石膏模型やデジタルデータを技工所に送り、厚さ0.5mm程度の透明なマウスピースを製作し、1日に20時間以上口の中に装着しておく装置です。歯の動きに合わせて、数種類のマウスピースを順番に使い、歯並びを整えていきます。
厚生労働省によると、アライナー型矯正装置は、国内・海外製を問わず、日本の薬事法(旧薬事法)上の医療機器には該当せず、副作用被害救済制度の対象にはならないとのことです。医療行為においては、「歯科医師が患者への十分な情報提供をおこなったうえで患者の理解と同意を得ることを遵守し、歯科医師の全面的な責任の下で使用されたい。」との指示が出されています。(日本矯正歯科学会ホームページより一部引用、一部改変)
マウスピース型矯正装置のメリット・デメリット
-マルチブラケット型矯正装置との比較
マウスピース型矯正装置のメリット・デメリットを、矯正装置の中で最も多く使用され、治療効果に優れているマルチブラケット型矯正装置との比較
〇メリット
外観が目立ちません。
金属アレルギーなどの理由でマルチブラケット装置を使用できない患者様にも使用できます。
必要に応じて患者様ご自身でブラケットを取り外すことができ、口腔内の清掃が容易です。
〇デメリット
患者さんの自己管理に任せるため、予期せぬ結果が出ることがある。
歯の移動が制限されるため、治せない症状がある。
当院のマウスピース型矯正装置の考え方
近年、この装置を使用した新しいビジネスモデルが提唱されており、矯正治療技術を習得していない歯科医師が治療するケースが急増しています。
矯正治療は成果が出るまで数年かかるため、不適切な治療による問題が顕在化するまでに時間がかかる場合があります。
(1) マウスピース型矯正装置は、一部の不正咬合には推奨できません。
マウスピース型矯正装置は1990年代に開発されたものであり、その安全性や有効性は科学的に高いレベルではいまだ証明されていません。また、歯の移動には限界があるため、適応症の見極めができる矯正歯科医が治療を行う必要があります。
(2) 治療の目標は、マルチブラケット装置と同じであること。
矯正治療は健康を目的とした医療行為です。したがって、マウスピース型矯正装置であろうと、従来のマルチブラケット装置であろうと、治療のゴールは変わらないはずです。したがって、治療する歯科医師は、マルチブラケット装置で治療のゴールを設定する技術を持たなければならない。
(3)マウスピース型矯正装置を使用する歯科医師は、マルチブラケット装置による治療技術を習得していることが必須である。
この装置で治療を開始した後、何らかの理由で使用できなくなった場合や、予定した効果が得られない場合には、他の装置でリカバリーする必要があります。そのためには、マルチブラケット装置できちんと治すことが必要です。この装置による治療の結果が保証されないことを患者と歯科医師が合意していても、別の装置でより良い結果が得られるのであれば、その治療を提案し実行することは医師の当然の責務だと考えています。
A. あります。
まず矯正治療を専門に行う矯正歯科医が常勤しているかがポイントとなると思います。
矯正治療を行うクリニックを選ぶ際の目安の一つとして、矯正歯科を専門とする開業医という選択肢があります。一般歯科と矯正歯科を併設している歯科クリニックの場合は、クリニックによっては、特定の曜日だけ大学病院やクリニックから矯正担当医を派遣しているところもありますが、長期治療の場合、途中で主治医が変わるなどのトラブルが起こる可能性があります。
小児歯科や口腔外科、歯周病治療などを専門に行う歯科医がいるように、矯正治療を専門に行う歯科医もいます。日本矯正歯科学会が認めた研修機関である大学病院で専門的なカリキュラムでトレーニングを受け、矯正治療を専門に行う歯科医は信頼性が高いと考えています。 一般歯科と矯正治療の両方を行う歯科医もいますが、しかし、日本全国どこの歯科医院でも矯正歯科の看板を掲げることができるため、患者さんにとって医院選びが難しいのも事実です。 最適な治療先を選ぶことは、子どもの塾選びと似ているかもしれません。実際に足を運び、先生とお話をして、「ここなら治療を続けられそうだ」と思えるクリニックに決めることをおすすめします。当院がそう思っていただけるクリニックになれば幸いです。
A. 必ずしもそうではありません。
日本では、歯科医師は歯学部を卒業し、国家試験に合格すると免許を取得します。歯科医師になると、法律で定められた診療科目のうち、どの診療科目にでも歯科診療ができるようになり、これを「自由標榜制」といいます。極端な話、矯正歯科をやったことがない歯科医師でも、矯正歯科を専門医として掲げることができるのです。
歯科は、歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科の4つに大別されます。これらすべての科目を看板に掲げているクリニックもありますが、実際には、一人で複数の科目を診療できるスーパードクターはほとんどいません。
つまり、診療科目を見ただけでは、治療に携わる医師の技量がどの程度なのかがわかりにくいのです。
A. 必ずしも必要というわけではありません。
拡大床という装置は、長期間使用した結果、拡大しすぎてしまったり、他の不正咬合を発症してしまうという相談や、一時的に歯を拡大しても後戻りがあったり、全く改善されない相談をよく耳にします。
拡大床による歯の移動は、顎を拡大するのではなく、歯を傾斜させるため、拡大床を使用できる症例は限られています。また、拡大床をおこなった後は、マルチブラケット(歯列矯正装置)を使用して、歯の咬み合わせを緊密にし、後戻りを維持することが重要です。
どんな矯正治療においても、セファロレントゲンによる分析は必ず必要です。さらに模型、写真を使用した十分な診査・診断のもと、使用する装置の選択、抜歯の可否、治療開始の時期などを決定し、最終的に治療を行うものです。
お子様の矯正治療については、矯正を専門にした歯科医院にご相談されることをお勧めします。
A. 矯正料金の仕組み
矯正歯科の治療費というのは、顎変形症など外科手術を併用した一部の治療以外は、健康保険が適用されません。自由診療といって、治療費の法的な基準は存在しません。治療費は、そもそも材料費、技工費、人件費やその他の必要な経費や減価償却費等を考慮したうえで設定されます。
当院の方針は、子どもへの負担を考え、治療結果に差が出ない場合は、治療期間はできるだけ短い方がよいと考えています。
歯並びが原因による顎のズレの程度を軽減し、バランスのよい顎の成長を目的とした治療が必要な場合、または、歯の極端な摩耗や歯肉退縮の軽減、習癖の除去が必要な場合に治療をおこないます。
子どもは大人よりも装置の数や診療回数が少なくなることも考慮しているため、場合によっては安く感じられるかもしれません。(期間は治療を始めたタイミングとお子様の顎の成長状態で決まります。)
子どもの治療は、ごく限られたタイミングでしか行えない場合があります。大人の治療費の一部を含めた高額な治療費を前払いいただく支払いシステムのクリニックも存在しますが、治療開始が遅れたり転勤などの場合、患者様に対するリスクが高くなってしまいます。治療内容と費用のバランスを考慮して設定しておりますので、どうぞご安心ください。
A. 歯科矯正用アンカースクリューは、チタン製であり、生体適合性に優れた金属です。チタンは骨折の治療や人工関節、人工歯根などにも使用される安全な素材であり、金属アレルギーの心配はありません。
スクリューのサイズは非常に小さく、直径は約1.4mm、長さは約6mm程度です。
治療の痛みについて心配されているかもしれませんが、スクリューの挿入自体は痛みを感じることはありません。なぜなら、骨には痛覚がないからです。
ただし、最初にスクリューを挿入する際、歯ぐきに一時的なチクリとした痛みを感じることがあります。この負担を軽減するため、局所麻酔を使用します。局所麻酔は歯ぐきの表面にのみ作用するため、使用する麻酔の量は非常に少なくて済みます。
スクリューの挿入手順自体も5〜10分程度で終わります。治療を受けた患者さんたちは、思っていたよりも全然怖くなく、痛みも感じなかったと述べていますので、安心して治療をお受けください。
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